もともと湿度の高い国である日本ですが、近年の地球温暖化の影響で熱帯化の気象条件に変わったことでますます湿度が高くなっています。

高い湿度は家の外部はもちろん、内装にも大きなダメージを与えるとあって湿度を正確に測って適切な除湿を行うことが大事です。家だけでなく、職場や学校、公共施設に商業施設に至るまでありとあらゆるところで対策が不可欠となりました。湿度を測るのに用いるのが湿度計で、乾湿計と電気式に露点計の3つが代表的な観測方法です。

電気式はセンサーを用いるのが特徴で、吸湿材における電気特性の変化を求める際に適しているのがセンサー式の電気湿度計となっています。湿度計によって用いられているセンサーの数には多い少ないがあることから、同じ条件下で測定しても誤差が生じやすいという難点は否定できないものの、スマートフォンで操作ができるタイプからデジタル時計と共に湿度を測って表示するタイプなどもあり、種類は多種多様です。

お好みの形で気に入ったものを選んだり、よりセンサーの精度に優れているタイプの湿度計を選ぶなど、なぜどのように必要なのかという観点から選ぶことも重要となってきます。センサーを用いるタイプは半導体を感部として察知することからより高い性能が期待できるものの、その精度にもまた差があるとあって、湿度計そのものの料金もデザイン性や操作性その他の条件から販売価格もさまざまとなっているのが特徴です。