最近は自宅で両生類や爬虫類を飼っている、またはこれから飼ってみたいという人が増えています。
しかし温度管理が難しいのではないか、生き餌に触らなければいけないので気分が悪いということで、飼いたいけれど躊躇するという人も多くいることでしょう。特に生き餌はどうしたらよいのかという人がほとんどです。たしかに自然の中にいる両生類や爬虫類は生き餌として昆虫やみみずなどを食べています。しかしこれらこそ温度管理はほとんど必要がなく、丈夫で飼いやすい生き物なのです。このような点で最近人気があるものは、イモリとツノガエルです。
どちらも意外と顔がかわいくて愛嬌のある動き方をします。変わりやすい自然の中でも丈夫で長生きし、温度管理はほとんど必要ありません。餌の点から見ても、生き餌を与えなくても人工の餌で十分生きていけます。特にイモリはペットショップのようなところで購入すれば1匹200円前後ということもあります。それに人工の餌を購入しても、餌の質にあまりこだわりがなければ年間1000円ぐらいで飼育できるでしょう。
ツノガエルもペットショップで多く売られており、人気のあるペットです。イモリに比べて少々温度管理が必要ですが、ショップで聞いて揃えても高額にはなりません。ツノガエル自体は1000~2000円というところです。人工の餌があるので生き餌に触らなくてもよいでしょう。両生類や爬虫類は音もたてず面白い動きをし、けっこう愛嬌のある顔をしています。温度管理が難しくないペットとしては一番飼いやすい種類だといえます。